こんにちは。
Dream Artの似顔絵師の佐伯祐一です。
私は「ワイドナショー」という、ダウンタウンのまっちゃんのニュース番組をよく見ます。
その中で以前、武田鉄矢さんが「人は教えようとしたときに必ず間違える」と言っていました。
あまり聞きなれない表現でしたが、妙に納得してしまいました。
間違えるかどうかはわかりませんが、教えようとしたときに自分の「驕り」みたいなものに、恥ずかしくなることはよくあります。
だから、できるだけ、人に教えるような口調は避けて話したいと、日々心がけています。
各業界のベテランと言われる方に、この話し方をしてしまっている方、多いですよね。
もちろん、求められている時や、関係性(上司と部下、先生と生徒)が成り立っていれば、教えることは素晴らしいことだと思います。
でも、その癖で、求められてもいないのに自論を話し、それが教え口調だったときがあります。
これはただの自慰行為ですよね。
そもそも、世の中のほとんどのことに、万人に共通する確固たる正解なんてありません。
個々の目標や、夢によって、正解は変わるものです。
だから、どんなに偉い人でも、「目標を共有している相手」「教えを求められて相手」「目標や夢を良く知っている相手」以外に、ものごとを教えてしまったときには、既に間違えているのかもしれません。