こんにちは。
似顔絵師の佐伯祐一です。
「似顔絵師」と聞くと、思い浮かべるのは、路上やショッピングセンターなどで描いている人たち。
実際、同業者の8割以上の方は、そういったお仕事を中心に活動しています。
パフォーマンスとして、安短時間で完成度の高い絵が仕上がっていく様を見ることができるうえに、気軽に楽しめるため、旅の思い出にもなりますよね。
対して、ネットでご依頼いただく似顔絵は、完成度がすべてです。
もちろん時間制限がないため、絵師は1枚の絵にこだわって、いくらでも時間をかけることができます。
そのぶん、お客様も、ご自分で探して選んだ依頼先だからこそ、イメージ通りの納得した絵を描いてほしいものですよね。
私自身は、後者のお仕事を中心に活動しています。
理由は「お客様に一生飾っていただける絵」を描きたいからです。
実際、私が今まで描いた作品は、お客様の「想い」がつまったものばかりです。
お世話になった方へ、感謝の気持ちを伝えたい方。
会えなくなる友人への贈り物。
幼くして生涯を終えてしまったお子様の似顔絵や、今は亡きご両親の似顔絵、今まで一緒に過ごした歴代のペットたちの似顔絵、など、絵でしか表現できないような「想い」もありました。
年間、1000人以上の方の絵を描いている私ですが、それでも描いた絵を見れば、ご依頼いただいたときのお客様の「想い」が、明確によみがえってきます。